赤ワイン
  • 2026年8月23日
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Lagena D'Uva – モリーゼの極上Tintilla

D'Uva Tintillia del Molise DOC 2012 Lagena Moliseはワインの世界だけでなく、しばしば見過ごされ軽視されてきた土地です。この地域は一部のブドウ品種に適したマイクロクライメートを持ち、イタリアのワイン界に多くをもたらす可能性を秘めています。

Angelo Becchio

投稿者 Angelo Becchio
ソムリエ

Lagena D'Uva – モリーゼの極上Tintilla

D'Uva Tintillia del Molise DOC 2012 Lagena

Moliseはワインの世界だけでなく、しばしば見過ごされ軽視されてきた土地です。この地域は一部のブドウ品種に適したマイクロクライメットを持ち、イタリアのワイン界に多くをもたらす可能性を秘めています。
Larino(CB)のCantine D'Uvaは1940年代にAngeloの手によって創業され、その後1960〜70年代に息子のSebastianoによって発展しました。現在、ワイナリーは約250ヘクタールに広がり、Sebastianoの息子Angeloが積極的に経営を担っています。醸造家Donato di Tommasoとの協力のもと、白ワイン用のTrebbianoMalvasiaChardonnay、赤ワイン用のMontepulcianoCabernet Sauvignon、そして本日ご紹介するMolise固有品種のTintiliaを栽培・醸造し、家族の伝統を受け継いでいます。

TintilliaはMolise原産の黒ブドウ品種です。正確には「原産」以上の意味を持ち、「自己完結型」とも言える品種です。つまり、他の土地に移植しても満足のいくワインを生み出すことができません。
主に内陸部を原産地とし、AbruzzoやCampaniaとの境界付近の一部地域にも広がっていますが、一時は完全な廃絶寸前まで追い込まれました。近年、生産者と消費者の双方から強く再評価され、Moliseワインの最も代表的な存在となっています。
外観はわずかにオレンジがかったルビー色で、輝きがあり非常に濃い色調を呈します。香りは軽やかで、胡椒やジュニパーベリーのスパイシーなニュアンスが豊かに広がり、かすかなアーシーさと、スミレを思わせる乾いたフローラルの風味も感じられます。口中では甘みのある心地よいアタックが印象的で、特別に複雑ではないものの、果実味があり、ふくよかで豊かな触感が楽しめます。タンニンは存在感があり、それほど熟成が進んでいないものの粗さはなく、フィニッシュにはスミレのフローラルな余韻を伴う非常に長い酸味が続きます。

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